生物の持つユニークな機構にインスパイアされて開発されるプロダクトは多い。北京航空航天大学の研究チームが開発したロボットは、生物の「イカ」が備えるジェット機構を実装している。
イカは娯楽で空を飛んでいるわけではなく、水中の約2倍の速さで空中を高速移動することで、天敵から逃げおおせるというわけだ。
これを模したイカロボットは、ボディに空気の圧縮機構を備えている。ひれや足の動きもこの圧縮機構でコントロールするが、水中を進むために空気を噴射するのが主な用途となる。
そして、強力に空気を放射することで、空飛ぶイカと同じように水面から飛び出すことも可能だ。
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