カリフォルニア大学バークレー校や清華-UCバークレー校深セン学院の研究者らのチームは、新たな昆虫サイズの薄型ロボットを開発しました。このロボットは切手ほどのサイズであり、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)という圧電性を持つ素材の薄いシートからできています。
圧電性のある材料は、電圧がかかると材料が膨張または収縮するという点が特徴的です。そのため、全体を伸縮性のポリマーで覆われているこのロボットも、電圧がかかるとシート全体が伸縮するとのこと。研究チームはこのPVDF製シートに「足」をくっつけることで、伸縮するたびに小さく跳ねて前方に進むロボットを開発しました。
https://gigazine.net/news/20190802-roach-inspired-ultrarobust-soft-robot/