チューリッヒ工科大学が、スイスの不動産開発業者ERNE AG Holzbauと共同で、建物を産業用のロボット・アームであらかめじめ組み立ててしまう技術の研究をしています(いわゆるプレハブ工法ですね)。たくさんのロボットアームが木材を運び、電ノコなどの工具で削って建物のフレームを組み立てるのです。
チューリッヒ工科大学いわく、この工法は「Spatial Timber Assemblies(空間的な木材組み立て)」と名付けられており、デザインの可能性を押し広げられる...と説明されています。
この手法ではアルゴリズムが強度を計算し、複雑な建築だろうがジェンガのようにバラバラになることなく組み上げられるのです。柱1本ずつを違う角度で取り付けるとか、面倒すぎて人間がやる気にならないデザインでも、ロボットならもくもくと組み立ててくれますからね。
https://www.gizmodo.jp/2019/10/eth-zurich-robot-arm-can.html