・ 対象に触れることなくグリップできる、新型のロボットアームが開発される
・ 超音波で作られる圧力場を用いることで、対象となる物体を空中にホールドしておくことが可能
ロボットアームの登場は産業界に大きな変化をもたらしましたが、問題点もあります。小さくて、脆い部品をグリップする際に損傷させることがあるのです。
これは時計製造や半導体産業の現場にはつきもので、その度に無益なコストを排出してしまいます。
そこでETHZ(スイス連邦工科大学チューリッヒ校)の研究チームは、対象に触れることなく、グリップできる新型のロボットアームを考案しました。
これには、「音響浮揚(Acoustic levitation)」という物理学効果が使われており、物体を宙に浮かせられるのです。
https://news.nicovideo.jp/watch/nw6483509