こんな大規模なコンテストとは驚きです。
ロボットの宝探しゲームです。
ゲーマーの脳波から軍事ロボ用AIを作るなど、トンデモ技術で有名なDARPA(米国防高等研究計画局)。今月、彼らの研究用の地下都市で、緊急時を想定したロボット・コンテスト「DARPA Subterranean Challenge」の第2回目が開催されます。
こちらは第1回のようす。研究用鉱山の人工トンネルで行なわれました。これで何となくイメージを掴んでみてください。
2回目のチャレンジは鉱山トンネルとは違い、都市の地下鉄のような施設で行なわれます。ちなみにその次は8月に洞窟で、来年8月は地下の複合的な空間で決勝戦が行なわれます。
このコンテストでは、キャタピラ型やドローン型、また飛行船型などオリジナルのロボットを送り込み、60分以内に最も多くのアーティファクト(キーアイテム)を見つけ、正確な位置やサイズ、量といった情報を検出するのが目的です。
DARPAのお知らせページに、賞金の額が書かれています。いわく1位が50万ドル(約5,500万円)、2位が25万ドル(約2,750万円)、3位が10万ドル(約1,100円)とのこと。
でも開発費用やら何やらを差っ引いて、次の開発費に回したりしたらあんまり豪遊はできないでしょうね。でも名誉や、社会貢献へのやり甲斐、専門機関への就職など、お金で買えないものがたくさん得られそうです。
https://www.gizmodo.jp/2020/02/darpa-robot-contest.html